お休み中に、体重が増えたけど、全然大丈夫、ちょっとくらい気にしない!
そう思っている人もいるかもしれませんが、余分な体重というのはデニムパンツのサイズに影響を与えるだけではありません。
想像以上に体の多くの部分に、ダメージを与えてしまい、それも、90日間であらわれることがあります。
身体の多くにダメージを与える10のこと
01 味覚が鈍くなる
何も気にせず暴食を続けると、まず味覚が鈍くなります。
実際のところ、最初の月から少しずつ変化が起こります。
確かに、少し矛盾しているように聞こえますよね。食べれば食べるほど味覚が落ちる・・・腑に落ちません。
なぜこのようなことが起こるのか。
研究によると、肥満は味覚受容体を25%減少させてしまうそうです。
つまり、体重が増えた後に、1カ月前と同じチョコを食べたとしても、それほど砂糖の味の深みが感じられません。
だからこそ過食の悪循環が始まります。
02 頻繁に起こる偏頭痛
仕事をすることが不可能になるほどの頭痛とは、1週間に1度の頻度でも辛いですよね。
もちろん、頭痛・偏頭痛の原因がすべて肥満にあるわけではありません。
でも、頭痛が発生する可能性を高めるリスク要因の1つなんです。
つまり、健康的な体重を維持している人と比較すると、体重が増え過ぎた人は慢性的な可能性が高くなるということ。
頭痛になりがちな人は、昼食後に飲むソーダを水に変えて様子を見て見ましょう。
もしかしたら、驚きの結果が待っているかもしれませんよ。
03 悪玉コレステロールが増える
コレステロールという言葉は肥満という言葉とほぼ同類語としてみなされていますが、それほど単純ではありません。
実際のところ、体は健康的な細胞を作るためにもコレステロールを必要としています。人生そのものと一緒で、良いものでも多すぎるとダメなんです。
脂っこくて美味しい食事を定期的に食べると、血管に脂肪沈着物が蓄積されます。
動脈は閉塞してしまい、心臓が十分な酸素を受けることが難しくなるでしょう。
また、脳への血流も減少します。
一言でいうと、心臓発作や脳卒中を起こす危険性が高くなるということなんです。
ハンバーガーは確かにおいしいですが、ハイリスクだと思いませんか?
04 うつ病と不安
とある研究は体重増加と精神的な健康には、強い関連性があると示しました。
太り過ぎている人は、健康的なBMI値を維持している人よりも、うつ病や不安の発症リスクが55%も高くなるんです。
ちなみに、BMIというのは肥満指数の略。
体脂肪率を示しているんです。そして、残念なことに心理的な影響というのは男性よりも女性に発症しやすいと言われています。なぜだと思いますか??考えを共有してください。
話を戻すると、これもいわゆる悪循環の一つ。
気分が落ち込み食べすぎてしまい、また体重が増えて気分が落ち込む、最悪ですよね。
05 妊娠するのが難しくなる
これも、体重増加によって起こる問題の1つです。
キュッと締まったウェストがなくなるだけではなく、余分なお肉によって、どんなに頑張っても妊娠ができなくなってしまうことがあるんです。
高いBMI値はホルモンの不均衡を引き起こし、女性の卵子に影響を与え、不妊のきっかけになってしまいます。
これも偏頭痛と一緒で、原因は他にも様々ありますが、間違いなく影響のある要因です。
ちなみに、肥満は男性の生殖器官にとっても良くないですよ!
06 筋肉痛
体重増加というのはビタミンDの欠陥につながる可能性があります。
太陽のビタミンと言われているビタミンDによって骨がカルシウムを吸収し、骨を成長するんです。
また、自己免疫疾患や慢性的な痛みを防ぐのにも役立ちます。さらに、うつ病とも戦ってくれます。
ビタミンDはまさにオールマイティなビタミンだということがわかります。
身体は十分なビタミンDを接摂しないと、筋肉痛を経験することになります。
そして、残念ながら、脂肪が多いと、ビタミンサプリを取ったり、太陽の光を浴びるだけでは効果がありません。
余分な脂肪組織がビタミンを希釈するので、体は本来のように吸収できなくなってしまいます。
つまり、効率よくこの魔法のビタミンを吸収するには体重を落とすのが手っ取り早いんです。
07 睡眠の質が落ちる
肥満によって、眠っている間に何度も呼吸が止まることがあります。
非常に怖いですよね!
これは、睡眠時無呼吸症候群とも呼ばれていて、寝ていている間に上気道がふさがれ気流が減少したり、完全に止まってしまいます。
そして、ふさいでしまうものこそが器官にのしかかる余分な脂肪、でも、幸いなことに、気流が完全に遮断されるまえに、脳が身体を起こしてくれます。
質の高い睡眠は体重減少を促進します。
つまり、睡眠時間があまりにも短いと体重が増えてしまいます。
そして、これもまた、負のサイクル。
さらに質の悪い睡眠とは恋人の睡眠に大きく影響を与えます。
空気の通路が狭くなると、いびきの原因になります。
自分のせいで、大切な人が眠れなくなってしまうというのは残念なことですよね。また、ちょっぴり不公平な気がします。
08 頻繁にトイレに行きたくなる
一日を通してトイレに行く回数が異常に増えたという人は、肝臓病のサインかもしれません。研究によって、体重増加と関連していると証明されていますよ。
カリフォルニア大学では肥満の人たちは、健康的な体重を維持している人たちよりも、7倍近いじん不全の可能性があるとの研究結果を報告しました。
もちろんこれは、一番小さいデニムパンツが履けるように痩せなきゃいけないというわけではありませんが、ある程度体重を落とした方が、健康にもメリットがありそうです。
09 DNAに変化が現れる
誰もが変化することのない遺伝子をもって生まれます。
でもびっくりなことに、ライフスタイルによってDNAに影響が与えられるんです。
少なくともドイツ研究センターホルムヘルツ協会の科学者はそのような発見をしました。
そして、この変化はその人だけではなく子どもにとっても、二型糖尿病のリスクが高まるきっかけになってしまいます。
これはさすがに恐ろしい!
でも大丈夫、対策をとることができますよ、後程ご紹介しますね。最後にもう1つだけ、体重増加の影響についてみていきましょう。
10 ガンのリスクが高くなる
どうしても健康的なライフスタイルに切り替えるのが面倒くさいという人に速報です。
体重が増えると、あらゆるガンを発症するリスクが高くなってしまいます。もちろんそれは悪い習慣やライフスタイル以外に原因があるかもしれません。
しかし、多くの研究によって、不健康なライフスタイルがガンのリスクを上げてしまい、食生活も大きく関わっていると証明されているんです。
体重が増加したからと言って必ずしもガンになるわけではありませんが、間違いなくその機会は高くなります。
と、なるとどうすればいいのか。
実際のところ、肥満はちゃんと解決ができますよ。誰もがみんな聞いたことがあると思います。
例えば健康的な食事に切り替えたり、運動を始めたり。
でも、いつも空腹を我慢してマラソンに出る勢いでトレーニングを行う必要は全くありません。
もちろん、時には体に悪い美味しい食べ物を食べても大丈夫です。
ただ、砂糖や脂肪分の多い食べ物に制限をかけ、代わりに新鮮な果物や野菜を食べるようにしましょう。
もう一つ、水をたくさん飲むということも大切です。
食事をする際に、コップ1杯の水を飲んでみましょう。体重はもちろん、健康的な食生活を取り入れると気分も向上しますよ。
エネルギーが溢れ、睡眠も改善され気持ちも明るくなりますよ。
運動を始める場合は、少しずつ始めましょう。
最初から頑張りすぎてケガをしないようにしてください。
毎日ウォーキングをしてみたり、初心者向けのヨガ教室を受けてみましょう。
運動したり体重が減ることによってセロトニンと呼ばれるホルモンが生成され、幸せが感じやすくなります。鏡にうつる自分も好きになり、気分も上がるでしょう。
そして栄養バランスの取れた食事を組み合わせると完璧です。負のリサイクルからも抜け出し、幸せな気持ちがあふれ出るようになります。
あなた自身、もしくは周りの人でこのような体重減少の症状の経験をしたことがありますか?
さらに良い方法があればアドバイスをお願いします。最後までお付き合いいただきありがとうございました。