ジャンクフードに対する欲を止める簡単な方法はいくつかあります。
どれも脳の訓練をすることから始まります。
体重・血糖値もしくは全体的な健康のために、ジャンクフードを断つことを目標にしているという人は,、引き続き当ページをご覧ください。
脂っこくて不健康な食べ物にたいする欲を抑える方法をご覧ください。
覚えておきたい「ジャンクフードを食べないための8つの心理テクニック」
01 色を考える
ジャンクフードを断つためには家でご飯を作る際に、食欲をそそるようにする必要があります。
そうすることで、脳が心理的に、その料理に興味を持つようになるのです。
そうではないと、他の興味深い食べ物に対して食欲がそそらてしまい、その結果ジャンクフードに走ってしまうというわけです。
お皿に料理を並べる時に、色に対してはそこまでこだわらないかもしれませんが、実はこのポイントが、食べ物に関する考えに大きな影響を与えます。
コーネル大学が2012年に行った食品調査によると、大人はお皿の上に3つの違う食べ物と、3つの違う色が乗っていることを好み、子どもは7つの違う食べ物と6つの違う色を好むそうです。
実はこれ、結構納得がいく結果なんです。
例えば、お皿の上に、2つの食べ物がもられていて、両方とも同じ色だったとしましょう。
そこまでおいしそうには見えませんよね。もし、色の異なった、3つの違う食べ物が盛られていたとすると、見た目がかなり変わります。
結局、食べ物はまず見た目から判断するので、いろんな色を使って脳に興味を持たせましょう。
02 マインドフルネスを実践
人は何か他の違うことをしながら、食事をすると食べる過ぎる傾向にあります。
実際のところ、脳がお腹いっぱいで満足だと認識するまでには約20分かかります。
いつも急いで食事をしているという人は、脳がついていけず、満腹だということを判断するまでに時間がかかります。
インディアナ州立大学とデューク大学の心理学者は、むちゃ食いをする被験者グループにマインドフル食事法を導入した実験を実施。
結果、無茶食いが減少しました。
被験者は「自分の食習慣をコントロールすることができるようになり、より食べ物を楽しめるようになった」と報告しました。
食べ物は、見た目、匂い、そして味によって、摂取するということを覚えておきましょう。
食事をすることが魅力的な経験だと感じたとき、脳は消化器系にいつ食べるのをやめるべきなのかを自然と伝えるのです。だからこそ、食事をするときは他のことをしないようにしてください。
軽く会話をするのは大丈夫ですが、ソファの上で食事、外出先で食事、そして電話しながら食事するのは避けましょう。
03 午後の眠気には気を付ける
朝はエネルギッシュで仕事が出来るのに、午後3時になるとどうしてもウトウトする、というあなた!
大丈夫ですよ、あなただけではありません。
私たちの1日のリズムは、午後1時から3時の間に一度下がるのです。
体温だけではなく、物事に対しての集中力を助けてくれるコルチゾールレベルも一緒に下がります。
これは日頃の睡眠習慣によっても大きく変わってきますが、誰もがエネルギーが落ち、けだるさを感じます。
まさにこの時、糖分がタップリ入った甘いおやつを求めてしまう人が多いのです。
糖分は、一瞬にして体にエネルギーを与えるので、けだるい状態からも抜け出すことが出来ます。
しかし、この迅速な解決策をとると、血糖値が急上昇してしまいます。
時間が経ち、糖分も落ち着くとまた新たなお菓子を求めてしまうこととなります。
このけだるさを予防する最適な方法は、睡眠をしっかりとることと、朝食と昼食をしっかり食べることです。
どうしてもお菓子が食べたくなった時は、緑茶を飲むようにしましょう。
健康に良く、カフェインも入っているので目も覚めますよ!
また、コーヒーよりもカフェインの量が少ないので、過敏にもなりません。
海外だと砂糖が加えられた緑茶もありますが、そのような緑茶は選ばないようにしましょう。
04 脳を有利に使う
2014年にオベシティソサイエティが実施した研究によると、食欲を抑えるのに効果的な方法があるんだとか。
例えば、人差し指で額や耳を叩く、つま先で床を叩く、また何も書いていない壁を見つめるなどのテクニックなどのすべては食欲を抑えるのに使えます。
他の思考の戦略として、長期的にジャンクフードを食べることで、体に起こるネガティブな影響を考え、襲い来る欲望に対して「NO!」と言うこと。
それと同時に、健康的な食事をすることによって、体に与えられるすべての利点を考えることも大切です。
05 お金のことを考える
常に外食していると、お財布が苦しくなることもありますよね。
ジャンクフードを食べる習慣はそこまでお金がかからないと考える人が多いですが、それは違います。
例えば、1週間に2回、仕事の合間に約400円の菓子パンを買っているとすると、それだけで1週間で約800円かかっていることになります。
それを年間で考えてみると、甘い菓子パンのために4万円弱使っているのです。
アメリカ合衆国労働統計局によると、アメリカの一般的な世帯では年間平均で33万円ほど使っているとのこと。
でもこれ、外食のみの数字なんですよ!自動販売機で使うお金や、時どき使うお菓子の金額も含まれていません。
そう聞くと、ちょっとしたリゾート旅行なんかができちゃいそうな金額ですよね。
あまり知りたくない事実かも知れませんが、クレジットカードの明細をチェックし、ファストフード、レストランでの食事、そしてついつい買ってしまうお菓子に費やした金額を調べると、結構無駄使いをしていることに気づくでしょう。
06 脳を退屈させない
ジャンクフードと退屈さには相関関係があるんです。
私たちの脳回路にとって、ジャンクフードはご褒美なのです。
セントラルランカシャー大学の研究者によって実施された研究では、健康的な軽食と、不健康な軽食を用意された部屋に、2つのグループの人々を集めたそうです。
1つのグループには、面白いビデオを見せ、もう1つのグループには、つまらないビデオを見せました。
ご想像通り、つまらないビデオを見たグループは不健康な軽食にもっとも興味を示したのです。
一体なぜなのか。
報酬を認識する脳の部分は常に、気分が良くなる化学物質をもっと取り入れる方法を探しています。
例えば、ドーパミンやセロトニンなど、退屈さを感じるとドーパミンがシャットダウンすることがあり、だからこそ甘い食べ物や脂っこい食べ物を求めてしまうのです。
これらの食べ物を食べると、脳は気分が良くなる化学物質をご褒美として体に与えます。
ジャンクフードを止めるためには、脂っこい食べ物が食べたくなった時、その原因が退屈に感じているからなのかを確認してみると良いでしょう。
そうであれば、今やっているタスクを変えて、気分転換してみると良いでしょう。
07 健康的なお菓子に目を向ける
色んな食べ物を試してみると、体に良いおやつや深夜の軽食を見つけることが出来ます。
健康的なおやつがおいしいと信じない限り、いつもジャンクフードを食べることになってしまいますからね。
世の中には、おいしい、食欲のわく健康的なおやつが沢山ありますよ!
それを見つけることができるかどうかはあなた次第。
新鮮なフルーツにあまり興味が無いという人でも、他の選択肢はあります。
例えば、いろんな種類のお茶を飲むと、美味しいと感じることができると同時に、満足感も得られるので、体にとって健康的なご褒美となります。
他にもどのような選択肢があるのでしょうか。
健康的なおやつってあるの?
軽めのポップコーン、カロリーの低いサルサ・フムスとニンジン・リンゴとピーナッツバターなども試してみると良いでしょう。
より美味しく感じるおやつを見つけるためにもっと努力したいという人は、サツマイモのベイクドポテト、自家製のケールチップチョコレートチップス、チョコレートに浸したイチゴ、またはブルスケッタなどを作ってみると良いでしょう。
好きなおやつを見つけたらいつでも食べられるように、冷蔵庫やキッチンに置いておいてくださいね。
ジャンクフードを食べたいという欲に襲われたときに、代わりに食べられる健康的なおやつが用意されていないと、体に悪い食べ物を選択してしまう可能性が大きくなります。
08 ジャンクフードに対するイメージを変えてみる
青いハンバーガーはおいしそうに見えますか?
ブルーチーズの入ったハンバーガーではありませんよ。それだと美味しいに決まってますからね。
そうではなくて、青い色のハンバーガー!!
付け合わせに緑のフライドポテトはいかがですか?
ジャンクフードが食べたいと思ったとき、金色に輝いたハンバーガーのパンを思い出すのではなく、現実的ではない少し変わった色を想像してみましょう。
変な色をした料理を食べ慣れていない限り、少し考えただけでも気持ち悪くなるはずです。
逆に健康的で自然な色をした料理に食欲が湧くでしょう。生物学的にも、私たちは鮮やかな色をした食べ物にゾッとするのです。
だからこそ、危険性の高い毒々しい植物や動物は明るい色をしていて、これが食べてはいけないというサインになるというわけです。
これらの中から1つの方法、もしくはすべての方法を試してみましょう。
ジャンクフードをしっかり断つためには自分なりに食べ物の調査をし、ピッタリな方法を探す必要があります。
本当にジャンクフードを止めたいと思う人は、家に置いてある脂っこいお菓子をすべて捨てましょう。
キャンディがたくさん入っている引き出しや、車やバッグに入っているお菓子もすべてですよ!
見えなくなるものは忘れられるという言葉は、ジャンクフードにもピッタリですよね。
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ジャンクフードはいけないと思っていもやめられず、食べてしまっていますか?
良くないと分かっているのにやめられないことが楽しみになってしまっていませんか?
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