毎日たまごを3つ食べ始めるとどうなる?

健康やフィットネスの世界ではコレステロールや体重増加に関連する卵はネガティブに捉えられがちでした。

また、心臓発作を引き起こすとも言われ、体重を減らしたい人はたいてい卵を避けがちになります。

もしも、3つの卵を食べるとすると…とんでもない!と絶叫している人がいるかもしれませんね。しかし、卵はそれほど悪いものでもないのです。

あなたは知らず知らずのうちに卵の恩恵を逃しているのかもしれません。この記事で、卵、特に黄身についての通説を解き明かしていきます。さらにこの記事の最後では、毎日卵を3つ食べるとどうなるのかをお知らせします。

さて、今はその誤解を横に置きましょう。
一つの細胞がどうやって元気なひよこになるのかを想像してください。卵には、生命を与える栄養素が詰め込まれているに違いありません。その驚くべき事実は後にして、今は当サイトのブックマークを始めていただけると嬉しいです。

では、初めに卵がどれだけ素晴らしいものなのかを説明しましょう。

卵に含まれる栄養素って?

卵にはカロリー・たんぱく質・ヘルシーな脂質・葉酸・カルシウム・亜鉛・リン・セレニウム・ビタミンA・ビタミンB5・ビタミンB12・ビタミン2・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB6が含まれています。

ふぅ、待ってください、私たちは今何の話をしているんでしたっけ?これはマルチビタミンサプリですか?w違います。

これらのビタミンと栄養素は卵の中にあるのです。そして、全てのその他のサプリメントよりも安いのです。まだ、卵の良さを100%信じていませんよね?

卵、特に黄身には大量のコレステロールが含まれていると聞いたことがありますよね。けれど、コレステロールは全部が悪いというわけではありません。

メディカル・ニュース・トゥデイというウェブサイトによると、コレステロールは私たちの体のすべての細胞に見られるということです。

なんと!そうなのです。この良質で油のような物質は、消化とビタミンDの生産に重要な役割を果たすのです。

また、テストステロン・コルチゾールのようなステロイドホルモンを生む手助けをします。

コレステロールには2つのタイプがあることを覚えておいてください。

1つは、低比重リポタンパク質または、LDL悪玉コレステロールとして知られています。

そして、高比重リポタンパク質、またはHDL善玉コレステロールです。

米国心臓協会は両者の違いをこう説明します。
LDLは”動脈に脂肪の蓄積の原因となり、それは、アテローム動脈硬化として知られています。心臓発作、脳卒中、末梢動脈障害のリスクを増やします。”

一方、HDLは”動脈からLDLを壊滅させるため肝臓に運び去り、やっつけます”
なかなかいいやつですよね。

ですから、より多くのHDL、そして少ないLDLを持っていれば理想ですよね。
しかし、卵にはどんなタイプのコレステロールがあるのでしょう。

HDL?LDL?どちらも違います。
卵は、善玉でも悪玉でもないコレステロールを含んでいるのなら、それは一体なに?

卵は、オメガ3脂肪酸と食事性コレステロールを含んでいます。あなたが貴重な卵を投げ捨てる前に、私たちが全てをご説明します。

オメガ3脂肪酸?

オメガ3脂肪酸は、ヘルシーな脂肪です。
そうです、オーストラリア心臓病協会は、オメガ3脂肪酸は心拍とリズムを低くし、血栓のリスクを減らし、血圧を下げ、血管の働きを良くし、冠動脈内の血小板の蓄積を遅らせると言います。

食事性コレステロールで言えば、アメリカのヘルスラインによると、複数の研究で卵は心臓病のリスクを増やさないと証明されているそうです。

どうやら、卵もコレステロールも悪質なマスコミの被害者で、実はよいもののようです。LDLを除いては・・・・です。

さて、この記事の中では、卵には罪はないという話をしてきました。
では、卵の恩恵は何でしょう。

卵の恩恵5つ

01 卵は空腹感を満たし体重減少の役に立つ

この2つには関連性があります。食べ応えのある食べ物や空腹を満たす食べ物の特徴は、タンパク質に富んでいるということです。

大きな卵は約6gの良質なタンパク質を含み、食後の数時間、食欲を抑えることができます。結果として、お腹が減ったからと、冷蔵庫をのぞき込みすることが減り、体重減少につながります。

ベーグル愛好者を反故するわけではありませんが、卵の朝食がベーグルの朝食よりも体重減少を促進するという研究結果が出ています。

02 卵は目の健康を良くする

この後、あなたの卵の黄身に対する見方が新しく、また前向きになるでしょう。
なぜって?卵の黄身は、加齢性黄斑変性症と白内障のリスクを減らす、ルテインを含みます。

これは対応の有害な紫外線からあなたを守る、ゼアキサンチンを含んでいるのです。さらに、オーストラリアにある、卵栄養議会によると、卵はオメガ3脂肪酸を含むので、網膜のダメージから目を守るとのことです。

他に何か見逃していることはありませんか?あります。卵は、角膜を守るビタミンA、そして、網膜の健康と夜の視覚状態を良くする亜鉛も豊富なのです。

03 卵は骨の健康を維持する

韓国にある、ハンソ大学の食品技術学部が実施した調査によると、卵の黄身には骨の代謝を良くし、骨粗鬆症を防止するとの結果が出ているようです。

黄身ってすごいですね!そして、卵全体が含むビタミンDが骨を守り、リンが骨の健康を保ち、カルシウムが骨の密度を上げるのです。

04 卵は鉄の欠乏を防ぐ

鉄の欠乏とは何でしょう。そしてそれは体にどう影響するのでしょうか。

これは十分な鉄が体内にない場合に起こり、鉄のレベルが低いということは赤血球が低いということです。

鉄は体中に酸素を運ぶ赤血球の一部であるヘモグロビンを生産するのに必要です。
どのように正しい量の鉄を維持するのでしょうか。卵を食べましょう。そうです、卵は鉄の源なのです。

05 卵は胎児や新生児の脳の発達に役立つ

卵は成人にではなく、新生児だけでなく胎児にも良いのです。卵の中のコリンは胎児の脳の発達に有益なのです。

黄身はまた、妊娠中の先天性異常の防止に役立ちます。ビタミンBは、へその緒と胎児の神経系システムの発達に重要です。研究によれば乳がんも防ぐのだそうです。卵は本来、脳に必要な食べ物なのですね。

卵は本当に過小評価され、多くの人から間違った目で見られていたのですね。
卵は悪者ではないのです。私たちは卵と一緒に食べる、不飽和脂肪やトランス脂肪でいっぱいの食べ物にもっと注意する必要があります。

例えば、卵とハム・ベーコンまたはソーセージ、これがオーストラリア心臓病協会が注目するもので、卵を健康的な食べ物と合わせることを勧めています。

しかし、全ての卵が同じではないということを覚えておいてください。どのように正しい卵を選べばいいのでしょう。これはちょっと難しいですね。

ヘルスラインでは、卵には4つの種類があるといい、鶏がどこで育ち、何を食べたかという分け方をします。

4種類の卵

01 標準たまご

スーパーマーケットで売られる卵で、鶏は穀類飼料で育てられた

02 オーガニック卵

鶏はホルモン剤を使わないオーガニック食材で育った

03 放牧卵

鶏は草の上に放し飼いにされ、植物や昆虫など自然な食べ物で育った

04 オメガ3濃縮卵

鶏はオメガ3の源であるブラックスシールを混ぜた飼料で育ちました

あなたはどれを選んでいますか?わかりませんよね。このサイトでは、ヘルシーでないものから順番にお伝えすることにします。

01 標準
02 オーガニック
03 オメガ3濃縮
04 放牧(一番のおすすめ卵ということ!)

もしも、最後の3種類を見つけられない場合は、近所のスーパーマーケットの卵を買ってOKです。正しい種類の卵のスタンダードがあるなら、どのように卵を調理すべきかということにも注意を払うべきでしょう。

米国農務省(USDA)は、ポーチドエッグ・スクランブル・固ゆで・目玉焼き、どれも良いと勧めています。そして調理の際には、黄身が固いことを確認するようにしましょう。

では、白い卵と茶色い卵ではどうでしょう。どちらがヘルシーなのでしょうか。違いはあるのでしょうか。あなたはこのパターンを知っていますか?

茶色い玄米、茶色い黒糖、ということは茶色い卵がベスト。
しかし、ブルーやグリーンの卵があるのをご存知?

茶色い卵・白い卵かという質問に戻って、実は色は関係ありません。
この問題に関して、以前の誤解を暴いたUSDAによると、茶色も白い卵も同じ栄養価値なのだそうです。

さぁ、本題です。この記事の大きな問題に取り組みましょう。

一日に3つの卵を食べるとどうなるのでしょうか?

もう、あなたの健康に卵が良いというのは明らかですよね。しかし、一日に何個食べてよいのでしょう。標準?それとも理想の卵の数は??

コネチカット大学の栄養科学科の研究では、1日3つの卵を摂取すると、同じ卵の代用品を摂る人に比べ、善玉コレステロールが増え、悪玉コレステロールが減ったそうです。すごいことですね。

イギリス国民医療サービス卵摂取の制限はない!ということです。
つまり、好きなだけ食べて良いということですね。

一方、アメリカの臨床栄養学会では、一週間に最多12個の卵を勧めており、オーストラリア心臓病協会では各週6~7個が限度と言います。

数に関係なく、メッセージは明白です。複数の健康機関や協会が、卵を食べるのは安全でヘルシーだと言っているのです。

卵は、商業化や不十分な研究調査により、長年にわたり、不当に悪者扱いされてきました。このページで、あなたが卵に関する誤解を解き、あなたにとっての卵の正しい場所がお皿の上となりますように。

放牧卵は、どこで手に入るかご存知ですか?ぜひ検索し、Getしてみてください。
できれば、体にとって一番有益な”放牧卵”をGetしてみたいと思いませんか?